定年を迎えてからの自由な日々を過ごす
気ままが心地いい、夫婦ふたり暮らしの住まい。
歳を重ねるほどに心が満ち足りてゆく、
楽しみがあふれる、ゆとりの家を築きましょう。
高齢者のケガの多くは、日常の何気ない動作の中で起きることがほとんどです。小さな段差も、高齢者にとっては大きな危険。うっかりつまづいて転んだら骨折してしまった、ということも起こり得ます。そんな不安を家の中からできるだけなくそうという発想で生まれたのが、バリアフリーの家づくりです。
家の中でのつまづきは、敷居の段差がほとんどの原因です。わずか1〜2cmなので、まさか自分がつまづくとはと思わないのが危ないところです。そこで、引き戸や間仕切り戸は敷居を省略できる吊り戸にして、フロア全体をフラットに保ちましょう。玄関も段差がどうしても出るので、家の出入り口にはスロープをつくるのがおすすめです。もし将来、車イスを使うようになったときに出入りが便利です。
また、家の中の温度も要注意のポイントです。部屋の温度差によって引き起こされるヒートショックが原因で亡くなる方は、年間1万人以上もいると言われています。部屋がどんなに温かくても廊下や脱衣所、トイレなどが寒いと、からだにかかる負担が重くなるばかりです。プラチナライフの家は、温度差もバリアフリーにするのが正解。外断熱+αのエアサイクルなら、家全体を同じ温かさ、涼しさで包んでくれるので、ヒートショック対策には最適の工法だと思います。
段差のないフラットな室内
車イス用のスロープ
ヒートショック対策にはエアサイクル