<空気が循環するエアサイクルの家に興味>
商店街の一角にお住まいを構えていたAさん。「日当たりが悪く、以前から建て替えたいと思っていたんです」というAさんが新築を決断されたのは、ご友人がエアサイクルの家を建てたのがきっかけでした。「以前の家は夏は暑く、冬はお風呂上がりが寒くて寒くて。エアサイクルは家の中を空気が循環して、一年を通して快適な家というのに興味を持ちました」。内覧会にも何度か足を運ばれ、「みどり建設さんはどの家もグレードに差がなく、高い水準で建てていると感じました。こちらの意向を汲み取ったプラン提案をしてくださったのも決め手になりましたね」と契約時を振り返ります。
<二世帯にも対応できる柔軟な間取り>
社会人のお子さんがいらっしゃるAさん。将来の家族の変化にも対応できるようにと、間取りは決定するまで4〜5ヵ月とかなり吟味しました。「息子が将来、結婚しても同居するかどうかわかりませんので、あえて二世帯の造りにはしませんでした。そのかわり、もし同居することになっても大丈夫なように2階にも水まわりの配管等は完備。簡単なリフォームでキッチンを取り付けられるなど、二世帯にも対応できる柔軟性のある設計にしていただきました」と奥さま。現在、2階はセカンドリビングとして活用し、蔵書をディスプレイしたり、お友達を招くスペースにしたりと、多目的に活用されています。
<収納を充実したすっきり空間>
“シンプルイズベスト”というのも、お住まいを考えるにあたっての大きなテーマとなりました。デッドスペースを活かし、収納を充実させたのもその一環です。階段下は廊下側とリビングの三方に扉をつけて日用品のストックから文房具まで物の大きさに合わせたスペースにすっきり収納。リビングの畳コーナーの下には枕などの“お昼寝セット”を収納するなど、必要なものをさっと取り出せる理想の収納を実現しています。畳コーナーは前にテーブルを置けばベンチシートとしても活躍。「友人を招いてホームパーティをするときなどに便利ですね。外国人のお友達は畳が気に入って、横になってくつろいでいました」とゲストにも好評です。また、「収納家具を置かず、すべて造りつけにしてもらったので、部屋に凹凸がなく、掃除がしやすくなりました」と、毎日の暮らしも快適にしています。
<地震にも雪にも強い住まい>
シニアライフを安心して過ごせるようにと、住まいの頑丈さも追求しています。「屋根材を軽量化し、筋交いを多めに入れてもらうなど、標準よりひとつ上の基準で建ててもらいました」。また、屋根の雪下ろしをしなくていいよう、屋根を片流れにして隣接する川に自然落雪するよう設計しています。大屋根はシルエットも美しく、家の佇まいをさりげなく印象づけています。「おかげさまで地震にも雪にも強く、暖かく快適な住まいになりました」とご夫婦で笑顔を見せてくださいました。
施主様のご感想
新築して夫婦の時間が増えました。

以前はファンヒーターを使っていましたが、エアサイクルの家は蓄熱式電気暖房器一台で十分に暖かく、灯油を出し入れする手間もいらなくなりました。朝起きたときから暖かいので、寒い冬でも一日を快適に過ごすことができます。
以前の住まいの隣の敷地に新築したこともあり、工事中は毎日現場を眺め、大工さんといろいろお話しさせていただいたのもいい思い出です。外張り用の断熱材は空気が循環するよう内側がダイヤカットになっていたりと、建ててからでは見えない部分も見せてもらい、安心感が増しました。
家を建てるまでは旅行など夫婦それぞれが外で過ごすことが多かったんですが、新しい家になってからは家にいるのが快適で楽しく、夫婦揃って家で過ごす時間が増えました。たとえば、寝室の外に造ってもらったミニ菜園で一緒に野菜を育てたり、朝起きると窓の外に自分たちが育てたピーマンやナスなどの野菜が目に入るのも嬉しいですね。住むほどに愛着が増す家となっています。