五六豪雪(昭和56年)の年に建てたというお住まいのリフォームを行ったY様。LDKは畳をフローリングにして段差をなくし、明るく広がりのある空間に。壁や床に断熱材を入れ、内窓をつけるなどの断熱リフォームも行っており、お悩みだった冬の寒さも解消。漆喰の塗り壁、無垢フローリングなど、自然素材も取り入れた心地よい空間に生まれ変わりました。
以前のリビングは、床から20cm高い小上がりの和室でしたが、リフォームで段差をなくし、無垢フローリングに。キッチンダイニングと一体感が生まれ、空間がより広く感じられるようになりました。
リビング北側の開口部は、内窓をつけて断熱性をアップ。結露もなくなりました。以前は雪見障子でしたが、ロールスクリーンに変えることで部屋が明るくなり、お庭もよく見えるようになました。ソファの背面は、床の間を壊して壁一面の収納に。奥様のお嫁入り箪笥もすっきり収納しています。
L型だったキッチンをI型に変更。キッチンからダイニング、リビングまで段差のないフローリングにしたことで、掃除もしやすくなっています。
奥様のリクエストでキッチン脇に小窓を設置し、光が差し込む明るいキッチンに。冷蔵庫を入り口近くに配置換えしたのに合わせ、ドアの幅も変更。ぴったり納まるようサイズを合わせて造作しています。
応接室は、ご親戚が泊まるとき布団を敷けるよう、中央部分に畳を埋め込んでいます。以前は床の上に畳を置いていましたが、床と同じ高さに埋め込んでバリアフリーに。2歳のお孫様が段差でつまずく心配もなくなり、安心です。