家族みんなが健康的に暮らせる家にこだわったH様。選んだのは、自然素材を多用したエアサイクルの家でした。北欧のデザインを取り入れ、吹き抜けのリビングを中心に、わんぱく盛りのお子様たちがのびのびと過ごせる、明るく開放的な住空間をつくりあげました。入居して7年、ご家族の住まいへの愛着はより深まっています。
外観デザインは、奥様のリクエストでグレーを基調とした北欧風デザインに。窓の白枠がアクセントとなっています。奥にはご主人のリクエストで、家庭菜園のできるお庭を造成。サツマイモやトマト、キュウリ、ブロッコリーなど、季節ごとの野菜をお子様たちと一緒に収穫して楽しんでいます。
大胆な吹き抜けのリビングは、奥の和室とつなげると、開放感たっぷりの大空間に。これだけ大きな吹き抜け空間でも光熱費を抑えて快適に過ごせるのは、家の中の温度を一定に保つエアサイクルのなせる技です。
奥様の「一番のお気に入り」というカフェ風ダイニングは、壁一面を黒板にしています。お子様の誕生日やクリスマス、ハロウィンなどのイベントに合わせてチョークアートを描き、家族の楽しいひとときを演出しています。
読書好きなH様ご夫妻は、壁面をうまく使ってあちこちに本棚を造作しています。キッチンカウンターには、「子どもたちが気軽に絵本に触れられる環境を」と奥様が集めた絵本を飾ることができる、ディスプレイ式の本棚を造りました。
リビングの床はナラの無垢フローリング、壁面はエスタコウォール（西洋漆喰）と、調湿性のある自然素材を多用。エアサイクルとの相乗効果もあり、ピアノの調律師さんに「理想的な湿度ですね」と言われたこともあるそうです。
1階と2階が吹き抜けでつながり、どこにいても家族の気配を感じられます。2階も吹き抜けを中心にぐるりと回遊できるレイアウトとなっており、動線もスムーズです。
2階のホールには、ライブラリースペースを設けています。カウチでリラックスして本を読む時間を楽しめます。
子ども部屋は、お子様が小さいうちは兄弟で共有して広く使い、成長に合わせて2部屋に仕切ることができる設計に。壁は一面をブルー、もう一面をグリーンのアクセントクロスにし、仕切ったときに同じ間取りでも変化が出るよう工夫しています。
ゆったり広めの洗面カウンターは、使い勝手に合わせて造作。壁にはニッチを設け、お気に入りの小物を飾っています。「希望通りのデザインにしてもらいました」と奥様も大満足です。
キッチンと洗面スペースは一直線につながり、家事導線も楽々。ドアのない出入口は、Rの下がり壁にし、やさしい印象を醸し出しています。
ブルーグレーのドアがアクセントの玄関は、ホールの左側にクロークを設け、長靴やお子様の外遊びグッズなどをすっきり収納。壁一面に調湿タイルを貼り、玄関にこもりがちな臭いや湿気も抑えています。
