こんにちは。工事部の岩花です。
勝山市で基礎工事中の現場の基礎配筋が完了したので確認してきました。
基礎は建物の土台となるのでしっかりと施工を進めて行かなくてはなりません。
特に基礎配筋はコンクリートを打設すると見えなくなってしまうので、コンクリート打設前に問題なく施工されているか確認します。
鉄筋の組み方が悪いと基礎の強度が落ちてしまうので、配筋チェックはとても重要です。
設計通りの位置に鉄筋が配置されているかや、設計通りの太さの鉄筋か、鉄筋の間隔は図面通りになっているか等入念にチェックしていきます。
ベース配筋の太さと間隔確認
立上り配筋の太さと間隔確認
鉄筋の重ね継ぎ手部の長さ確認
べた基礎のベース部分の重ね継ぎ手は40d以上必要(40dとは鉄筋の太さの40倍の長さということです。)
ベース筋の太さハ13mmなので 13×40=420mm 現場施工は520mm以上あるので問題有りません。
鉄筋のかぶり厚さ確認
かぶり厚さとは、鉄筋からコンクリート表面までの距離のことです。
かぶり厚さが不足していると鉄筋が酸化して鉄筋コンクリートの強度が落ちてしまいます。
べた基礎の地盤面のかぶり厚さは60mm以上必要です。
現場の施工は60mm以上あるので問題ありません。
人通口廻りの開口補強確認(設計通りの開口補強筋が入っているか確認します)
立上り配管スリーブ部の開口補強確認(設計通りの開口補強筋が入っているか確認します)
配筋完了状況(全景)
配筋は問題なく施工されていたので、予定通り明日基礎のコンクリート打設を行います。
7月7日の建て方に向け、今後も安全作業で工事を進めて参ります。